昨年、12月に発生してしまった
十勝清水町での鳥インフルエンザ。
このような事態が発生した場合、
うちの業界として、
どのようなことをするのか?
少し、ご紹介します。
鳥インフルエンザの発生を確認した
養鶏場内の鶏の殺処分と消毒は、
行政の方々が行います。
うちらの業界は、
発生した養鶏場周辺の道路を
通行する車の消毒のお手伝いです。
消毒ポイントを設けて
車を止めて、車のタイヤ周りの泥を洗い落とすように
動力噴霧器を使い消毒液を吹き付けます。
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o0480049414058026359.jpg)
作業画像を見ると白い作業着を着ていますが、
この作業着はタイベックという商品で、
優れた透湿・防水性能を有し、
抜群の強度と耐久性能を保持する防護服です。
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o0480036014058026368.jpg)
感染症や粉じん(ちり・ほこり)の危険性から作業者を守ってくれ
福島第1原発などの原発作業員さんも
同じものを使っています。
ちなみに
この防護服は放射線自体を
遮断するのではなく、
放射線を帯びた粉じん(ちり・ほこり)が
人体に付着することを防ぐ目的で
着用しています。
鳥インフルエンザの消毒の際に
この防護服を着用する目的は、
鳥インフルエンザのウイルスが帯びている危険性のある
鳥のフンや泥を作業者の人体に
付着させないためです。
先日、
倶知安の後志振興局にて、
鳥インフルエンザ対策の講習会に参加してきました。
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o0480036014058026378.jpg)
参加者は、
小樽、余市、ニセコ、真狩、喜茂別、
岩内、古平、赤井川村などの
行政の関係の皆さん、
警察関係の皆さん、
自衛隊の皆さん、
それと
北海道ペストコントロール協会に所属している
うちの会社の面々でした。
昨日、ブログに投稿したような
鳥インフルエンザの基本情報と
防護服着用の実習がありました。
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o0480036014058026390.jpg)
防護服は2枚重ねて着用
防護服には所属と名前をマジックで書く
髪の毛が出ないようにキャップを装着
隙間ができないようにマスクを装着
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o0480036014058026400.jpg)
他にも注意点はあるのですが割愛。
ゴム手袋・長靴を装着したら、
ガムテープで目張りをします。
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o0480027014058026412.jpg)
誰かの助けがないと
慣れるまで
防護服って一人ではけません。
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o0480027014058026424.jpg)
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o0480085414058026431.jpg)
装着し終わってから、
写真を撮ろうと思ったのですが、
ゴム手袋を装着しているので
みんな自分のスマホで撮影できない!
こういうとき、
ガラホ持ってて良かった~と
ひそかに思ったのでした。
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o0480036014058026436.jpg)