先日の連休中に
ちょっと読んでた本。
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o0914074814615783777.jpg)
『手島圭三郎仕事の流儀ー
北海道の大自然と野生動物の生態を
モチーフに絵本創作法を語る』
絵本・児童文学研究センター理事長
工藤 左千夫先生の推薦文が
帯に掲載してあるということもあり
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o1080081014615783789.jpg)
工藤先生とはアマンチスと
小樽南ロータリークラブで
お世話になっているということもあり
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o1080081014615783795.jpg)
拝読させて頂きました。
手島圭三郎先生の絵本は
何冊か読んだことはあります。
木版画で描く動物を通して
冬の北海道の自然の厳しさを
描いています。
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o1080081014615783803.jpg)
昨今は、可愛らしく描く
動物絵本は多々ありますが、
それでは自然の厳しさを伝えることは無理。
動物は自然の中で
必死で生きているのです。
だから、畑の作物を食害するし
人間も必死でそれを防ごうとします。
アライグマだって、
アニメでは可愛らしく描いてますが
実際は相当額の
農作物被害をもたらしています。
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o1080081014615783811.jpg)
岩見沢まで行き
アライグマの食害被害を視察しましたが
動物園にいるアライグマなら
人間が食事制限しながら
飼育していますが
自然界のアライグマたちは
次、いつ、食料を食べれるのか?
分かりません。
食べれるときに
食べれるだけ食べます。
そんなアライグマを
どのように捕獲しようか?
まさにアライグマと人間との知恵比べです。
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o1080081014615783839.jpg)
エゾシカだってそう。
ヒグマだってそうです。
手島圭三郎先生の木版画からは
そんな自然界の厳しさが
ひしひしと伝わってきて
真の読み手である
子どもにこびない画風が好きです。
ではでは、また!