昨日までハトの生態について
書いてきましたが、
ベランダなどに作られてしまった
ハトの巣をほうっておくと・・・
どうなってしまうのか?! (その1)
について書きます。
ハトの糞(フン)は非常に有害!です。
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o0480036014051928661.jpg)
ハトに限ってではないですが、
鳥類の20%にはクラミジアという
病原体を保有していると言われてます。
(性病のクラミジアとは別物です)←これ重要です。
例えば、ハトのフンとともにクラミジアが体外に放出され
フンが乾燥して空気中に舞うことで
人が吸い込んでしまう恐れがあります。
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o0480036014051928672.jpg)
クラミジアが体内に入ると
高熱、頭痛、けん怠感などの症状がでて、
重症化すると肺炎や髄膜(ずいまく)炎を引き起こします。
抵抗力の低い子どもやご年配の方は、
特に注意しなければいけません。
クラミジア病原体から起こった
このような症状をオウム病といいます。
オウムだけから感染するわけではないのです。
鳥のペットとしてよく飼われていたオウムから
感染する人が多かったため、
オウム病と名付けられたのだと思います。
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o0480026114051928681.jpg)
集合住宅の誰も住んでない部屋のベランダに
たまりにたまったハトのフンの掃除の画像です。
ツナギにマスク、ゴム手袋などの装備で清掃してます。
僕も作業中にクラミジアに感染したら
クラミジアって名前だけで
家族に疑われてしまいますが!
性病のクラミジアとは別物の細菌です。
(念のため、何度も書きます)
性病(性器クラミジア感染症)を引き起こすクラミジアは
人から人へと感染する細菌です。
上述のオウム病を引き起こすクラミジアは
鳥から人へ感染する細菌です。
弊社ではこのような鳥の被害を
・生息数を減らす
・止まる場所を作らない
・侵入防止
3つの対策を組み合わせて対応します。
明日は、
ハトの巣をほうっておくと
どうなってしまうのか?!
(その2)に続きます。