今朝の朝刊。

 

北海道新聞の一面は、

『雨竜沼湿原 シカ食害深刻』という

見出しでした。

 

箇条書きで要約しますと、


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雨竜町の雨竜沼湿原にて



観光資源となっている

エゾカンゾウなどの花が

エゾシカに食い荒らされている


環境科学研究センターによる調査の結果、

花の食害率は、非常に高く

このままでは植生の衰退につながる。


湿原にて出入りするエゾシカは、

カメラに分析などから十数頭と思われる。


しかし食害防止は容易ではなく、

そもそも湿原にてたどり着くまで、

2時間の登山が必要のため、


シカを猟銃や罠で捕獲した場合、

死骸の運び出しが難しい。


これらの対策としてまずは、


同センターは新年度から、

植物の生息状態や食害度合いなどの

定点観測を5年間、続ける。


また、ドローンで上空から

シカの侵入経路の特定に努める。


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とのこと。


ドローンを使った調査にて、

効率的な防止対策を立てていくのことと思いますが、


死骸の持ち運びが困難な場所ですので、、、

死骸の埋め立ても難しい場所ですよね。


だからと言って死骸を放置すると、

それによる生態系の乱れもあるでしょうし。




実際に空知周辺の市町村を訪問しますと

ハンターさんの不足もあり、


十分な対応ができず、

鹿、たぬき、アライグマによる

農作物被害が増えているとのこと。


鹿の被害は道東の方ばかりだと

思っていましたが、

空知も増えてきたみたいです。



シカに植物たちが食い尽くされる前に

対策決めないと。。。ですね。


今後もこの話題の進展を

見ていきたいと思います。