昨日は、堀川教授の
「町並み保存運動の論理と帰結」という
講演を拝聴させて頂きました。
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o1080081014712200880.jpg)
恥ずかしながら
堀川教授のことは
今回、初めて知りました。
小樽運河保存運動を
33年間、調査研究されている方が
いらしたとは。
さてさて、
印象的だったお話は、
運河保存運動をやっていた方々は
変わると言うことを否定はしていなかった
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o1080081014712200883.jpg)
どのように変わっていくのか?
急激な速度ではなく
強引な変化ではなく
自分たちにも選ばせてほしい
そんな想いで
保存活動をしていたのだと
分析されてらっしゃいます。
それを堀川教授は
「変わらないように変えていく」
「保存とは変化すること」
という表現でまとめています。
自分の会社に例えると
(適切な例えか分かりませんが)
自分の会社ですら
大きく変えるのは無理です(笑)
毎月の細かい変化の積み重ねで
気がつけば、大きく変わっているのが
自分の理想的な変化の仕方です。
急な抜本的な大きな改革は
社員さんから大反発を
喰らいますので(笑)
例えば
先月から今月にかけて
行った改善は
①ネズミ調査報告書改善
②作業ツナギの在庫置き場の確保
③各人のロッカーを点検する日を決めた
④ペンやホチキスなど消耗品の一覧を作った
(今後、それを参考に消耗品の在庫置き場を作る)
⑤年間の作業スケジュールを作成した
⑥新年会で頂戴した「お祝いの言葉」を
事務所に掲示する。
などなど。。。
ホントはまだあるのですが。
細かい変化ですが
毎月、10個くらい改善してたら
年間で120個の改善ですから
1年経ったら、いつの間にか
大きく変わっているはずなのです。
また、まちづくり運動が
「市民の視点から」ならば、
会社の改善は
「新人さんの視点から」だと
思っています。
入社したばかりの
前坂さんが仕事をしやすいように
前坂さんでも分かりやすいように
物の置き場所を決めたり
前坂さんでも分かりやすいように
マニュアルやチェックリストを作ったりして
ひとりでも仕事をしやすい環境を
作るのが理想です。
まちづくりと会社づくりは
全く違うかもしれませんが、
堀川教授のお話を拝聴して
そんなことを思いました。
それと、
昨日の講演は「いい話」で
終わらせないために
やはりこの本を買わないと
いけないと思い
Amazonでポチッと。
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o1080075614712200885.jpg)
ではでは、また!