昨日の午後から。
小樽市デイサービスセンター連絡協議会
後志デイサービスセンター協議会
共催の研修会に参加。
自分の仕事は介護業界とは
まったくの畑違いですが
たまには違う業界の話を聞くのも
勉強になるし、ブログのネタにもなります。
今回の講師の先生は、
介護業界では有名な方で
北海道介護福祉道場 あかい花
代表の菊池 雅洋 先生。
3時間びっちりと聞かせて頂きましたが
昨日の講義で印象的な話は
どういったことがキッカケで
介護施設の利用者さんに対しての
虐待行為が始まるのかって件(くだり)。
その施設では、
利用者さんのお名前を
きちんと「さん付け」で
呼んでいたのですが
1人の職員が特定の利用者さんに
「ちゃん付け」や「ニックネーム」で
言い始めたのをキッカケに
その習慣が施設内の職員に広まって
利用者さんを「お前」と呼んだり
叩いたりするように
なってしまったとのこと。
エスカレートするには
小さなキッカケなんですよね。
また、介護の業界では利用者さんに対して
親しみやすさの一環で
タメ口や馴れ馴れしい言葉で接してしまう
慣習があるみたいです。
さまざまな経験を積んできた
利用者さんの方が丁寧に話していて
歳下の女性の方がタメ口って変ですよね。
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食品工場でも、
・白衣の汚れ
・床に落ちている小さいゴミ
・きちんと手洗いをしない
・白衣を着用して外に出る
などなど。ホントに
ちょっとしたことなのですが
それを放ってしまうことで、
非衛生的な工場になってしまいます。
それに加えて、
整理整頓、清掃を通して
工場の小さなゴミや
小さな汚れを見落とさない
習慣を作ることが重要です。
弊社の環境整備チェック項目に
一辺が1センチ以上のゴミが落ちていたらダメ
とあるのは、そのためです。
利用者さんへの虐待が
ちょっとした言葉づかいから始まるのなら
工場の不衛生は
整理、整頓、清掃を軽視することから
始まりますので。
そういう意味では
介護の現場も食品の現場も
大いに共通点がありそうです。
自分の工場で作った食品を
自分の家族に食べさせることができますか?
それと同じように
自分の働いている介護施設に
自分の両親をあずけることできますか?
ってことですよね。
ではでは、また!