昨日は、
小樽ゴールドストーンにて
中小企業家同友会しりべし小樽支部の
望年例会として
NPO法人 絵本・児童文学研究センター
工藤左千夫所長の実践報告を
聞きに行きました。
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o1080074814680698013.jpg)
絵本・児童文学研究センターとは、
「大人にとっての児童文学」として
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o1080081014680698014.jpg)
絵本や児童文学を
哲学、心理学、歴史、宗教
教育、など多岐にわたる視点から
読み解いていく講座を定期的に行い
全国に約1,500名ほどの
受講会員がいる
小樽を代表するNPO法人です。
昨日の実践報告では
ドイツの考古学社ハインリヒ・シュリーマンの
伝記を引用しながら
シュリーマンの生い立ちを
書くと長くなるので
wikiをご覧になられてください。
つまり、
自分の目標を実現するなら
誰かの頼るな!計画的にやれ!って話です。
文化活動をやっている多くの人が
以下の間違えた考えでやっていると
工藤先生は話します。
①自分たちは街のために
良いことをやっているんだという錯覚
そんなことはないです。
自分たちだけではなく
みんな誰かのために良いことをやっています。
②自分たちは子どもたちのために
頑張ってるんだという錯覚
そんなことはないです。
大人が子どもために頑張るのは当たり前。
それを声高に言う必要はない。
③文化活動は尊いものだから
金銭的な感覚は必要ない。
こんなに良いことをやっていれば
国・行政や誰かがが支援してくれるという錯覚
そんなことはないです。
経理会計をきちんと把握して
計画的に事業を行う。
誰かの支援に頼らない。
お金がなければ自分で集める。
絵本・児童文学研究センターも
多くの対価のない活動をやっていますが
その背景には、
大学講義レベルの54回の講座を開催して、
それを全国受講生にDVDを送り
定期的に長期的にきちんと収益を獲得して
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o0750100414680698634.jpg)
道新の一面に
大胆に広告を出したり、
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o0748098214680698015.jpg)
著名な講師をお呼びして
知名度を高め、
また新しい受講生に入会してもらったり。
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o1080060114680698016.jpg)
また
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o1080081014680698017.jpg)
※ EJクラブや
アマンチスファンクラブなどで
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o1080081014680698018.jpg)
独自のコミュニティを作り
人とお金を集めています。
(※EJとは絵本児童文学の略)
だから。
児童文学ファンタジー大賞
ブックスタート事業
音読カップル
ポエムコンクール
文化セミナー
などの
「対価を求めない活動」も
行うことができます。
弊社の仕事でいうと
工場や事務所の整理整頓や
5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)活動も
同じで
一長一短で
できるものではありません。
例えば弊社では、
いま、会社のどんな作業が不便なのか?
お客様にどんな不便をかけているのか?
社員さんと洗い出しをして
計画を立てて、
できる範囲でから5S活動を実行しています。
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o1080081014680698020.jpg)
整理整頓なんて、
ペン1本から必要か
どうかを検討したり
または
ペン1本の置き場所を
決めていく作業です。
![](https://www.kitanihonsyoudoku.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/09/o1080081014680698021.jpg)
その積み重ねで
工場や事務所は掃除がしやすくなり
仕事の効率的になっていくのです。
今年の夏
弊社にて5Sコンサルをした
小樽市内の食品工場さまから
おかげさまで
年末の繁忙期にもかかわらず
日曜日はきちんと
休むことができています。
と有難いお言葉を頂戴しました。
詳しい内容は
また書きますが、
弊社の5S活動支援は
ただ売り上げを上げたいから
お客様に提案をしているわけではなく
すぐに物がなくなってしまう
どこに何があるかわからない
ってことで困っていた弊社が
5Sを通して改善されていった事実を
お客様にも体験してほしいという
想いでご提案してます。
おそらく
絵本・児童文学研究センターも
大人のための絵本・児童文学の講座を通して、
大人が大人として
「大人の世界を生きていく難しさ」を
少しでも補うための場を作りたいという
強い思いで創設したはずです。
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その理念や志は、
組織の利益追求だけの
発想からでは出てきません。
ではでは、また!